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問題をなくすのか、解決するのか、解決できる子を育てるのか


先日、運動あそびの振り返りの中で興味深い話題がありました。

鬼ごっこやボールあそびなど、ルールのある遊びの中で起こる子ども同士の関係性についてです。

例えば、

鬼ごっこで鬼をやりたい子がいる。

その子は足も速く、積極的で、自分から鬼になりにいく。

一方で、鬼になりたいけれどなかなか言い出せない子もいる。

結果として、

ある子はずっと鬼を楽しみ、

ある子はずっと逃げる役になる。

転がしドッジでも同じです。

ボールを使いたい子は自分から取りにいく。

そしてボールを持ち続ける。

反対に、遠慮してしまう子はなかなかボールに触れられない。

こんな時、大人はどう関わればよいのでしょうか。



私たちはつい、

「じゃあ次は〇〇くんね」

「順番にしようね」

「貸してあげようね」

と声をかけたくなります。

もちろん、それでその場は解決します。

でも私はいつも考えてしまいます。

それは本当に解決したのでしょうか。


その場の問題はなくなりました。

しかし、

次の日も、

次の遊びでも、

同じ状況になったらどうでしょう。

また大人が必要になります。


つまり、

問題は消えたけれど、

子どもたちの力は育っていないかもしれません。


私はこの違いを、

「問題をなくす」

「問題を解決する」

「問題を解決できる子を育てる」

の違いだと考えています。


問題をなくす

「貸してあげて」

「次は〇〇くんね」

大人が解決する方法です。

その場はすぐに落ち着きます。


問題を解決する

ルールを変えたり、

順番を決めたり、

環境を整えたりする方法です。

先ほどより一歩前進です。


問題を解決できる子を育てる

ここがけーちの目指したいところです。

「どうしたら伝わるかな?」

「一緒に言いに行こうか?」

「みんなはどう思う?」

そんな問いかけを通して、

子どもたち自身が考え、

伝え、

話し合い、

解決していく力を育てていく。


もちろん時間はかかります。

うまくいかないこともあります。

遠回りに見えることもあります。


しかし、

私たちが育てたいのは、

今日のトラブルがない状態でしょうか。

それとも、

10年後も自分で人と関わり、

問題を乗り越えていける力でしょうか。



子どもたちはこれから先、

友達との関係、

学校生活、

部活動、

仕事、

家庭、

たくさんの人との関わりの中で生きていきます。

その時に必要なのは、

大人が解決してくれる環境ではありません。

自分で考え、

相手に伝え、

折り合いをつけながら進んでいく力です。

だから私は、

問題が起きること自体を悪いことだとは思っていません。


むしろ、

子どもたちが育つチャンスだと思っています。


私たちは、

問題をなくしたいのでしょうか。

問題を解決したいのでしょうか。

それとも、

問題を解決できる子を育てたいのでしょうか。


そんなことを考えた振り返りの時間でした。 ちなみにこれ保育園での話です。 なかなか高度なことしてるでしょ♪ こんな素敵な環境で毎週仕事をしています。 子どもたちのことしか考えていません(笑) また、情報共有しますね♪

 
 
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